楽天証券の手数料は安い?ネット証券4社と徹底比較!!

楽天証券は、2020年3月時点で証券口座数が400万口座を超えた人気のネット証券です

楽天証券の人気の理由の1つはその取引手数料の安さにあります。そこで、この記事では実際どれくらい安いのか?SBI証券松井証券などの他の証券会社と比べ、どのくらい安く抑えられるのか説明したいと思います。ちなみに、楽天証券の国内株式の現物取引手数料は、約定ごとに取引手数料がかかる「超割コース」と1日の約定金額に応じて取引手数料がかかる「いちにち定額コース」の2つのコースから選ぶことができますので、こちらにも触れながら説明していきます。

楽天証券の国内株式手数料を比較

 1回の取引ごとの取引手数料

楽天証券の「超割コース」では、1回の取引(約定)ごとに取引手数料がかかります。 楽天証券の「超割コース」の取引手数料を、ネット証券大手5社と比較してみました。

<国内現物株式取引 手数料比較表(取引ごと)>

証券会社 約定金額
~10万円 ~50万円 ~100万円
99円 275円 535円
99円 275円 535円
108円 385円 660円
137円 440円 880円
110円 495円 成行:1,100円
指値:1,650円

※すべて税込金額

この表ですと、楽天証券とSBI証券が同率一位ですね。1日に何度も売買を行うデイトレーダーであれば、大きな差になってくるので注意が必要ですね。

 1日の約定金額あたりの取引手数料

楽天証券のもう1つの手数料プラン「いちにち定額コース」は、1日の約定金額の合計でその日の取引手数料が決まるプランとなります。 楽天証券の「いちにち定額コース」を他の証券会社の定額制の取引手数料と比較してみました。

<国内現物株式取引 手数料比較表(定額プラン)>

証券会社 1日の合計約定金額
~50万円 ~100万円 ~200万円
0円 0円 2,200円
0円 0円 1,278円
0円 0円 1,430円




0円 1,100円 2,200円
2,750円(300万円ごと)

※すべて税込金額

楽天証券の「いちにち定額コース」は他の大手ネット証券と同じく、1日の約定金額が100万円までならば取引手数料が無料になります。ただし100万円以上はSBI証券や岡三証券に劣るため、定額プランを検討する場合は注意が必要です。

 

楽天証券:2つのコースの手数料について

楽天証券には「超割コース」と「いちにち定額コース」の2つコースがあります。
各コースの取引金額による手数料は以下のとおりです。

1日の合計約定金額 超割コース いちにち定額コース
50万円 275円 0円
50~100万円 535円 0円
100~150万円 640円 2,200円
150~200万円 1,013円 2,200円
250~300万円 1,013円 3,300円
300万円以上 1,013円 3,300円~
※100万円ごとに1,100円増加

どちらがお得なのか?
分岐点は100万円ですね。1日の取引金額が100万円未満であれば、「いちにち定額コース」がお得です!

 

楽天証券の外国株式取引手数料

楽天証券では、米国、中国、アセアン(シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア)の計6ヶ国の外国株式を取り扱っています。 国内の証券会社としては、SBI証券の9ヶ国(米国、中国、韓国、ロシア、ベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシア)に次いで多い取扱い状況ですね。 今回は主要な米国株と中国株について、楽天証券とその他の証券会社を比較してみました。 なお、米国株を取り扱っている証券会社については、「米国株投資をするなら口座開設を検討したい証券会社5社」をご覧ください。

 楽天証券の米国株取引手数料比較
2米ドル以下 1,000米ドル未満 5,000米ドル
0円 約定代金の0.495% 22米ドル
0円 約定代金の0.495% 22米ドル
約定代金の0.495% 約定代金の0.495% 22米ドル
0円 0円 0円

米国株の取引手数料では、DMM.com証券を除いて主要ネット証券3社が並ぶ結果となりました。DMM.com証券は取扱銘柄では他のネット証券に劣るものの、米国株の取引手数料無料化で断然優位に立っています。 ただし、米国ETFの取扱いが上記の4社の中でもっとも多いのは楽天証券で、買付手数料が無料の米国ETFもあるため、楽天証券を選ぶメリットもあります。 今人気の米国ETFに興味があるなら、楽天証券の口座開設を検討してはいかがでしょうか?

 

楽天証券口座開設

 

楽天証券で口座開設するなら、楽天カードを利用するのが絶対オススメです。 楽天証券では、楽天カードでの投信の積立や保有でも楽天ポイントが付与されます!もちろん、普段の楽天市場でのお買い物も楽天カードなら、ポイントが2倍など、他のカードより優遇されるので、この際、楽天ブランドで統一するのもオススメのポイントです!

 

楽天カード発行

 

 楽天証券の中国株取引手数料比較
取引手数料 最低手数料 上限手数料
約定代金の0.5% 500円 5,000円
約定代金の0.286% 47香港ドル
(約650円)
470香港ドル
(約6,500円)
約定代金の0.495% 45香港ドル
(約630円)
450香港ドル
(約6,300円)

※1 香港ドル = 13.96 円 (2021年3月24日 現在)

中国株の取引手数料では、残念ながら私がオススメしている楽天証券は、SBI証券とマネックス証券が一歩リードしています。ですが、楽天証券の上限手数料は5,000円と、他の2社よりも安く抑えられていますし、比較的大きな資金で中国株に投資する場合、楽天証券の方が他社より1,300円~1,500円程度お得になります。 また、楽天証券は中国株でもETF取扱数が豊富ですので、米国ETFと同様、海外ETFで安定的な投資をするのであれば、やはり楽天証券がオススメですよ 

 


 

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